イベントレポート

PauseDraw × MD PRODUCT Sketch Night

ワークショップ
PauseDraw × MD PRODUCT Sketch Night

2026年1月24日から2月1日まで開催したイベントの会期中、ひときわ深く「描く」という体験に没頭した、特別な二日間がありました。

イラストレーターのAdrian Hogan 氏と、アーティストのLuis Mendo 氏を講師に迎えて開催した「PauseDraw × MD PRODUCT Sketch Night」。
ドリンクを片手に、描くこととMDノートに向き合った豊かな時間の記録をお届けします。

「上手く描く」から自由になる

ワークショップのテーマは「PauseDraw」。多忙な日常を少しだけ止めて(Pause)、目の前の世界を観察して描く(Draw)こと。

「デッサンが上手いかどうかは関係ありません。ただ、描くを愉しむだけでいいのです」

ルイス氏とエイドリアン氏の温かなリードにより、会場はリラックスした雰囲気に包まれました。参加者の手元には、筆記具と、まだ何も書かれていないMDノート。

MDノートがつなぐ、観察と対話

最初のプログラムは、身の回りのものをじっくりと観察して描くことから。MDノートのクリーム色の紙は、どんなにラフな線も、迷いのある線も、一つの「表現」として優しく受け止めてくれます。

後半には、隣の人とノートを共有したり、複数人で一つの絵をリレー形式で描いていくユニークな試みも。自分の引いた線が、誰かの想像力と重なり、予期せぬアートへと変わっていく過程に、会場のあちこちから驚きと笑い声が上がりました。


講師の視点、参加者の発見

講師の二人は、テーブルを回りながら一人ひとりのノートを覗き込み、対話を重ねます。

「このディテールの捉え方が面白いね」「完璧を目指さない線の方が、感情が伝わってくるよ」

プロのアーティストが「世界をどう面白がっているか」に触れることで、参加者たちのタッチも次第に大胆に、そして自由になっていくのが印象的でした。



記録された「自分だけの時間」

1時間半のワークショップを終えた時、そこには参加した人数分の、全く異なる「余白の埋まり方」がありました。

ある人は緻密なスケッチを、ある人はダイナミックなドローイングを。

それらは単なる「絵」ではなく、その瞬間を全力で楽しみ、観察し、自分と向き合ったという確かな時間の証です。

「描くことは、世界を愛すること」。二人の講師が残してくれたこのメッセージは、参加した皆さんのMDノートの中に、これからも生き続けていくことでしょう。


[ワークショップ概要]
PauseDraw × MD PRODUCT Sketch Night
開催日 : 2026年1月26日(月)・27日(火)
会場 : SPACE D9 GALLERY
講師 : Adrian Hogan、Luis Mendo

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